2018年11月30日金曜日

講座、講座、講座

よし!と思わないとなかなか書けないブログ。
この10日間の間に3つの講座を「受け」ました。
やることばかりで忘れてしまいそうなので、備忘録。

1、日常のレッスンに取り入れるソルフェージュの方法

 ベルン芸術大学で、全楽器共通のソルフェージュの授業を受け持つマルク・ケネル先生の指導者向け講座でした。
 とにかく、歌うこと。そして体でリズムを感じること(指揮をふる)これは私も日頃から大切にしています。なるほど、、と思ったのは、シューマンのユーゲントアルバムに出てくる曲の音域について、「これは子供の声なのです」とおっしゃったこと。なるほど、息子の通うリトミックでも、音程に子供が合わせるのでなく、子供の声の高さにあった音で先生が開始音をさりげなーく示すことがあります。シューマンのピアノ曲も、子供の目線に立った音域、、。今までまったく気づかないことでした。

 そして、移調の重要性。音の名称(ドとかレとかいう絶対音)でなく、音から音の関係性、主調との関係性で見ていく。頭ではわかっていますが、もっとレッスンに取り入れていけるなと思いました。
まだまだ、いっぱいの気づき、そして勉強熱心な指導者の先生方にも刺激を受けました。

2、中世の移動ド 

 辻先生によるソルミゼーションの講座。第二回目。旋律論、なんとなーくわかってきたような?でも、遠くに霞んで見える、っていう程度かもしれません。中世の音楽は、大学でも本当にさささーーーっと触れる程度。6音音階で読み替えをするなんて、私にはかなり高度ですが、受講生の方々は、いとも簡単に、、。
いろいろな角度から音楽を学ぶというのは、できなくても楽しいものです。生徒さんにも移動ドの人もいるし、私たち指導者も、もちろん知っていなくてはいけないことです。


3、リベラルアーツのセミナー&ワークショップ

 著書やネットの記事を通して拝読していた菅野先生がなんと名古屋に!!パユが豊田で演奏する日でしたが、やはりこれは、キングを差し置いても聞きに伺いたい講座でした。

音楽をすることというのは、つい、感情にダイレクトに訴えたり、いいよね〜〜というような「言葉にできない/しない」ことも多い中、
音楽にしかできないことを、実に明快に、様々な実例を調査、研究されてお言葉にされる
理知的な側面、そして、ワークショップでは、実際音楽を聴いて、譜面をみるアナリーゼも入って、とても盛りだくさんな時間でした。


と、その間にも、自分がレッスしたり、大学で授業をしたりはしているのですが、こういう学ぶ時間を定期的にとると、レッスンしている途中に、ふっと発想や気づきが楽譜とつながったり、ネタやアイデアが次々と浮かんできて、やはり音楽は楽しい、と心から思えます。


いよいよ、この週末でアッセンブリッジ・ナゴヤが終わります。
そのご報告はまたおいおい。
 

2018年10月24日水曜日

私が関わっているイベント、アッセンブリッジ・ナゴヤでは、今年初の試みとして「レジデンス・アンサンブル」として、10日間にわたり、このイベントが行われている地区に滞在し、演奏活動をするグループを2組迎えます。

まず、今月は京都からの「シャルロッテ・カルテット」をお迎えしています。

まあ、とにかく、ひとえに、、仲が良くて、可愛い!

私が大学生の時はどうだったのかな〜〜と、振り返るも、きっと今と変わってないんじゃなかろうか?と思いますが、、、(見た目はそりゃ、、笑)
大学時代に密度濃く、友人たちと音楽に浸りきっていた日々が、かけがえのないものだったと思うので、彼女たちにもそのような時間を過ごしてもらうとともに、音楽家ができること、そして、自分たちを全く知らない人たちに、自分たちが全く知らない土地で、音楽というものを使ってできることを、私たちスタッフも一緒に模索できたらいいなと思っています。

私含め、周りには、「音楽が当たり前」の環境で育ってきた人がいっぱいいます。でも、世の中はそれ以外の人々がほとんどです、、。

自分たちが愛してやまない音楽をより一人でも多くの方へお届けできたら、共感できたら、、と思っています。

2018年10月3日水曜日

学ぶということ

そもそも、糖質制限を始めた理由は「アンチエイジング」でした。
最近は、すっかり忙しさと、糖質の美味しさにかまけて、糖質祭りがしょっちゅう開催されてしまいますが、やはり、眠くならない午後を手に入れたいので、お昼だけでも気をつけたいと、糖質を摂りすぎるたびに思う訳です。

この半月くらいの間に、ほぼ同級生くらいの年代の女性のコンサートに5回も出かけました。皆さん、美しい。出演される方のほぼ全員(計6名中5名)が学生時代からの知り合い。知り合って、20年以上。
演奏家として舞台で輝いている彼女たちのオフショットを知る私としては、この厳しい、自分をさらけ出す演奏家という職業を、日々の生活をしながらも続けている現状にただただ敬意を表したいと思いました。そして、研鑽を続ける人のみが放つ内面から出る美しさと、曲を通して彼女たちが送ってくるメッセージに、何度も涙腺が緩みました。
まさに、学び続ける、努力し続ける姿勢こそがアンチエイジングだな、と大変刺激をいただきました。

演奏家という職業はほとんどの人が、演奏と指導の二本で活動しています。(バランスは人それぞれですが)そして、教えることだけを職業にしている音楽家もいます。
いろいろな「音楽家」と接することの多い私ですが、やはり勉強熱心な人は、内面が若い。行動力があり、情報をキャッチし、試してみる。
自分が持っているものだけで勝負しようとすると、枯渇していきます。
コンサートに出かける、よい演奏家と一緒に仕事をする、他分野の専門家と話す、自らの方法が最良か、本を読んだり、セミナーを受ける。
いろいろな方法があると思うのですが、日々に追われて、休みぐらい音楽は聴きたくない、という人もいます。私は音楽が好きでこの職業なので、音楽のない生活は
全くもって考えられません、、。コンサート会場やレストランまで遠い場所には住めません。いくらネットショッピングが進んでも、生の音楽と美味しいご飯を作ってくれるシェフは家にはやってきません。

どの分野の「先生」も、その分野が好きだからこそ、プロフェッショナルを続けていけるのだと思います。
彼らは皆、自分が極めてきたことを通して、人生をよりよく生きる方法を提案してくれると思います。よい先生や、憧れ、目標としたい大人に一人でも子供達が出会えますように。そして私もそんな大人になれるよう、日々を積み重ねたいです。



2018年9月21日金曜日

アッセンブリッジ・ナゴヤ

10月6日から約2ヶ月に渡り、名古屋港エリアで開催される、音楽と現代アートのフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」が開催されます。

私はその音楽部門に関わらせていただいています。イベント自体は、3年目、私は去年から関わらせていただいています。
私は音楽を発信する時、つまり、演奏する時、教える時、コンサートを企画する時など、いつも「音楽っていいな」と自分がまず思い、それをその場にいる方々と共有したいと思っています。

毎年、音大からは音楽が好きでその道に進んだたくさんの学生さんたちが卒業していきます。卒業したからと言って彼らがすぐ音楽家として社会でいきていくことは、簡単ではありません。私を含め、いろいろな人が模索しながら、いろいろな形で音楽を続けて行っていると思います。

今年は、音楽家が社会に向かっていくこと、音楽が社会の中でどのような役割をもち、それを我々が発信していけるかをも、演奏家とともに考えていけたらと思っています。
時間芸術でもある音楽は、その日時に、その場所にいないと聴くことができません。
人間がすることなので、もちろん、二度と同じことは起こりません。

無料公演が多数、その他、他分野が専門ながらも、生涯のともに音楽をしている方々の
トーク、演奏家が滞在型のレジデンスプロジェクトなど、魅力的な企画も盛りだくさんです。ぜひ、気軽にコンサートを体験していただければと思います。
ご来場お待ちしております!!

アッセンブリッジ・ナゴヤ HP    → http://assembridge.nagoya



2018年9月2日日曜日

またまた再スタート

放置したかったわけでなく、機会をみては書こうと思っていたのに、ログインできず
諦めていたブログ。ただ、メールアドレスを間違えて、ログインできなかっただけ、ということが判明しました。
結果1年半放置しておりました、、、。
自分の備忘録として始めたのに、役立っていません。
また再スタートできたらと思います🙇

先日、あるコンサートで、ピアノ講師の方と演奏を御一緒しました🎹
私は、ついつい、お子さんとアンサンブルをすることが多いので、口出しする癖があり、何かと色々言ってしまったようなのですが、(それでも控えていたつもり)それがとてもよかった、ということで、先日、その先生が今後私にソルフェージュをレッスンしてほしい、と申し出て下さいました😮

ピアノ講師の先生方とはかれこれ10年以上、アンサンブルの講座をさせていただいていますが、最近、このような個人レッスンをご希望される先生が増えてきたり、子供のソルフェージュの時間を見学させてほしいとおっしゃっる先生方も増えてきまして、恥ずかしいやら嬉しいやら、です。

「まちの先生」として、私も日々、どのような方法で音楽のコトバを分かち合うか、模索の日々が続きます💦

今月は、私の尊敬する、同世代ピアニストとしても、講師としてもご活躍の先生方との
”女子会”で、現場の声を伺い、意見交換する機会があります🍷
何を話すかもそうですが、セレブで、女子力の塊の先生方(飲み方は男前)とのお食事は何を着ていくかも、迷ってしまいます、、。

いよいよ今年度も下半期に入りました。
レッスンや大学も通常運転に入るのに加え、今年も裏方として関わらせていただいている、「アッセンブリッジ・ナゴヤ2018」という、音楽とアートのイベントも始まります。
いよいよ、昨日からチケットが発売となりました🙌
ぜひ、芸術の秋の週末のひととき、名古屋港にお越しください!

今年は、演奏をする側も、音楽を演奏するとは何かを考えて、発信していけるイベントになればと思っています😌供給過多とも言われるコンサートやイベントですが、使い捨てではない、ずっと心に残るもの、また繰り返し聴きたくなる作品に出会えるよう、スタッフ一同、作品を、演奏家を聴衆につなぐお手伝いをさせていただきたいと思いますし、
この私たちが携わる音楽に生涯携わっていきたいと思う若者が増えるように、、発信していけたらと思っています。
応援よろしくお願いいたします。

アッセンブリッジ・ナゴヤ http://assembridge.nagoya