先日、大人のアマチュアの方を対象の講座「大人のアナリーゼ」を開催しました。
飲み物を飲みながら、気楽に、、、と思っての開催でしたが、皆さん、飲み物もお菓子もそこそこに、とても真剣にご参加くださいました。
いろいろ、私としての反省点はあるのですが、皆さんと「楽譜」について考える、そして音にするのはとても楽しかったです。
パワーポイントで、スライドを用意し、音源を聴いたり、ピアノを弾いたり一緒に歌ったり、、
どう演奏したいのか?を、一緒に考えるというのは楽しいものです。
この楽譜のどこに惹かれたか、この音型をどう演奏するのか?皆さん、私ならこうする!がきちんとあって、常日頃から音楽に向かって「感覚で捉える力」があるのだなと思いました。その感覚を「理論でも補足して」考えられれば自分の考えにさらに自信が持てますし、シューマンのいうところの「大家は研究されたがっているのだ」を、実践できます。
第二回はさらにいろいろな曲を分析していきます。
私自身が一番楽しいのかもしれません。
でも、楽しみを人と共有するというのは、音楽を味わう醍醐味ですよね。
2019年1月25日金曜日
2019年1月14日月曜日
弦楽カルテット特別演習
これまでは年末が多かったですが、今年は、年始に名古屋学芸大学の「弦楽カルテット特別演習」の授業にお邪魔してまいりました。
学内で選ばれた数人の書き下ろし作品と、先生の作品を演奏、録音する、というものです。かれこれもう7、8回は行っているような気がしますが、毎回、新しい作品と出会え、とても刺激をもらっています。
ここは、音大とは違い、専門的に音楽を学んでいない学生さんたちが、いわゆる「打ち込み」で音楽を作り、それを、この実習で実際の生音で、そして作曲者のディレクションで録音をしていきます。中には、楽譜が書けない子もいるのだとか?私からしたら、楽譜が読めない、書けないで、どうして作曲できるのか?もはや未知の世界ですが、今はアプリでも作曲できる時代。感性がある人は、楽譜の知識がなくても曲を作れる、そんな時代になっていくのかも知れませんね。(先生談では、理論もちゃんと勉強してもらわないと、、とのお話でしたが)そして、ここはこうしてほしい、など、それぞれが臆せず意見を言って、自分の作品を良い形で残したいという意思が素晴らしいなと思いました。
もし昔の私だったら、20も年上の演奏家に向かって、ここをこうして、、なんて
言えなかったと思います、、、。
そして、なぜか毎年誘っていただいているのですが、他の演奏者の方は、ガチのクラシック奏者ではない人たち。これが、演奏しても、なるほど、、その楽譜の読み方は、そちらの世界では、そうなのね!!というような、新しい驚きがあって、本当に楽しいです。
カルテットは、本当はとても緻密な世界で、4人の音色や音楽の方向など、あっていることが求めらる場合も多々ありますが、バラエティ豊かな曲、そしてメンバーから、
ご自身の愛する音楽を探求してく姿は演奏家としても、とても刺激を受けます。
毎年のひそかな楽しみのお仕事です。
2019年1月10日木曜日
聴き初め
今年初めてのコンサートを聴きに行く時は、着物で、、と思っています。
昨日は、ウィーンフィルのシュトイデさんとピアニスト三輪郁さんのコンサートに出かけました。
昨年もお二人のコンサートにお伺いしたのですが、着物で聴いていても、心をヨーロッパに運んでくださいます。
そして、今朝、着物を片付けながら、折り紙のように綺麗にたためる着物をみて、
これまた日本の文化だなあと感心していました。
昨日は、ウィーンフィルのシュトイデさんとピアニスト三輪郁さんのコンサートに出かけました。
昨年もお二人のコンサートにお伺いしたのですが、着物で聴いていても、心をヨーロッパに運んでくださいます。
そして、今朝、着物を片付けながら、折り紙のように綺麗にたためる着物をみて、
これまた日本の文化だなあと感心していました。
2019年1月8日火曜日
新年に思うこと
2019年が明け、今日から大学の授業も再開しました。
年末年始は、できる限り、普段できない読書や、楽譜を読む、自分のインプットを、、と
意気込んでいましたが、やはり計画ほどはできず、今年もテレビに映る、大学時代の友人たちを応援しながら歌謡祭や紅白を見ながら年があけました。
今日、授業で紅白をみる人に挙手をしてもらったら、4割程度。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートにおいては、2割もいませんでした。
昔は、家族団欒がお茶の間にあって、みんなで同じものを見て、聞いて、共有していました。コンサートも、会場に行って、みんなで音楽を共有するという、楽しみ方です。
今は、隣の人が何を聴いているのかもわからないまま、好きな時に好きな音楽を、好きなように個人で楽しむスタイルがかなり浸透してきています。
では、(クラシックの)演奏家は、なんのために演奏するんでしょう?
自分だけのためであれば、それは演奏家は名乗れません。
-「作曲家」の書いた音楽を、再現し、それを共有したいと思う人と、
共有する。-
と、私は思っています。演奏家は、作曲家を超えることはできません。
常に、作曲家ありきでどんな演奏にすればよいか、考えていきます。
もちろん、そのために、勉強、練習、そして自分自身の感性を高めることが必要です。
そして、それを、一緒に共有したい、共感したいという仲間(共演者も、
観客も)がいて初めて、「演奏」になります。
進んだ世の中、昔の名演奏家をはじめ、今円熟期の演奏家から世界中で注目の若手演奏家まで、望めばいつでもCDやオンライン、配信サイト等で聴けます。
私もSpotifyを愛用しています。
ベルリンフィルにはデジタル配信しているサイトもあり、(https://www.digitalconcerthall.com/ja/home)ライブ中継なども楽しめます。
世界中の名演奏家が日本にやってきます。
なんのために、自分が演奏家としてやっていくのか?を、これから現場に出て行く学生さんたちにもっと考えてほしい、と思って、授業の中で折々話をしています。
そして、特に小さい子を指導する方々とも、「なんのために、音楽を学ぶのか」を
考えていきたいと思っています。
音大がゴールでないことは、どの先生方もわかっていると思います。目標設定をどこにすべきか。
音楽が「ただの音並べ」「手指の運動」にならず、お子さんから、専門に学ぶ大学生まで、もう一度立ち返り、一緒に模索していく1年になるといいなと思っています。
だいぶ前からご提案いただいていた、大人愛好家向けのためのアナリーゼ講座も
今年からシリーズで展開していきます。
自分でもびっくりするほど、短時間で定員が埋まってしまって、愛好家の皆様も
どうやって音楽にアクセスするのか、もっと近づくにはどうしたらよいか、知りたいのかな?と思っています。
またこちらでも、開催報告できたらと思っています。
ご興味のある方はご覧ください↓(ただいまキャンセル待ちです)
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年末年始は、できる限り、普段できない読書や、楽譜を読む、自分のインプットを、、と
意気込んでいましたが、やはり計画ほどはできず、今年もテレビに映る、大学時代の友人たちを応援しながら歌謡祭や紅白を見ながら年があけました。
今日、授業で紅白をみる人に挙手をしてもらったら、4割程度。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートにおいては、2割もいませんでした。
昔は、家族団欒がお茶の間にあって、みんなで同じものを見て、聞いて、共有していました。コンサートも、会場に行って、みんなで音楽を共有するという、楽しみ方です。
今は、隣の人が何を聴いているのかもわからないまま、好きな時に好きな音楽を、好きなように個人で楽しむスタイルがかなり浸透してきています。
では、(クラシックの)演奏家は、なんのために演奏するんでしょう?
自分だけのためであれば、それは演奏家は名乗れません。
-「作曲家」の書いた音楽を、再現し、それを共有したいと思う人と、
共有する。-
と、私は思っています。演奏家は、作曲家を超えることはできません。
常に、作曲家ありきでどんな演奏にすればよいか、考えていきます。
もちろん、そのために、勉強、練習、そして自分自身の感性を高めることが必要です。
そして、それを、一緒に共有したい、共感したいという仲間(共演者も、
観客も)がいて初めて、「演奏」になります。
進んだ世の中、昔の名演奏家をはじめ、今円熟期の演奏家から世界中で注目の若手演奏家まで、望めばいつでもCDやオンライン、配信サイト等で聴けます。
私もSpotifyを愛用しています。
ベルリンフィルにはデジタル配信しているサイトもあり、(https://www.digitalconcerthall.com/ja/home)ライブ中継なども楽しめます。
世界中の名演奏家が日本にやってきます。
なんのために、自分が演奏家としてやっていくのか?を、これから現場に出て行く学生さんたちにもっと考えてほしい、と思って、授業の中で折々話をしています。
そして、特に小さい子を指導する方々とも、「なんのために、音楽を学ぶのか」を
考えていきたいと思っています。
音大がゴールでないことは、どの先生方もわかっていると思います。目標設定をどこにすべきか。
音楽が「ただの音並べ」「手指の運動」にならず、お子さんから、専門に学ぶ大学生まで、もう一度立ち返り、一緒に模索していく1年になるといいなと思っています。
だいぶ前からご提案いただいていた、大人愛好家向けのためのアナリーゼ講座も
今年からシリーズで展開していきます。
自分でもびっくりするほど、短時間で定員が埋まってしまって、愛好家の皆様も
どうやって音楽にアクセスするのか、もっと近づくにはどうしたらよいか、知りたいのかな?と思っています。
またこちらでも、開催報告できたらと思っています。
ご興味のある方はご覧ください↓(ただいまキャンセル待ちです)
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音楽愛好家、アマチュア演奏家のための
オトナのアナリーゼ(全3回)
音楽がすき。楽器演奏がすき。でも、音程が悪い、指がまわらない、耳が聴こえない、、、そんなことは棚にあげて、楽譜から、音楽を読み取り、さらに深く音楽の世界に浸りましょう!出したい音が見つかれば、耳が開き、音程がきまり、指がまわる、かも?!?
アナリーゼ(楽曲分析)は、楽譜という地図から、宝物を見つける作業です。楽譜の世界をさまざまな角度から紐解くことで、あなたにしか気付かない、とっておきの宝をみつけられるかもしれません。
地図の歩き方のちょっとしたコツで、発見や感動が増え、演奏が、鑑賞がもっと楽しくなること間違いなしです。
楽語、リズム、メロディー、ハーモニー、様式や、時代など、多方向から、楽譜に書かれているヒミツにアクセスする方法を学びましょう。
1限目(1月22日) 楽譜の見方のコツ
2限目(2月19日) 作曲家の仕掛けを探してみよう
3限目(3月19日) 実際の演奏に生かしてみよう
例) ・最初に楽譜を見て、まずすべきことは?
・スコアってどうやってみたらいいの? ・音源の上手な活用方法。
・演奏で人へ伝える、人からキャッチする。
全火曜日 19:00~20:30 / 参加費:2,500円(お茶付き)
その他詳細はgakufunomukou☆gmail.com(☆を@にかえてください)まで
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