年末年始は、できる限り、普段できない読書や、楽譜を読む、自分のインプットを、、と
意気込んでいましたが、やはり計画ほどはできず、今年もテレビに映る、大学時代の友人たちを応援しながら歌謡祭や紅白を見ながら年があけました。
今日、授業で紅白をみる人に挙手をしてもらったら、4割程度。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートにおいては、2割もいませんでした。
昔は、家族団欒がお茶の間にあって、みんなで同じものを見て、聞いて、共有していました。コンサートも、会場に行って、みんなで音楽を共有するという、楽しみ方です。
今は、隣の人が何を聴いているのかもわからないまま、好きな時に好きな音楽を、好きなように個人で楽しむスタイルがかなり浸透してきています。
では、(クラシックの)演奏家は、なんのために演奏するんでしょう?
自分だけのためであれば、それは演奏家は名乗れません。
-「作曲家」の書いた音楽を、再現し、それを共有したいと思う人と、
共有する。-
と、私は思っています。演奏家は、作曲家を超えることはできません。
常に、作曲家ありきでどんな演奏にすればよいか、考えていきます。
もちろん、そのために、勉強、練習、そして自分自身の感性を高めることが必要です。
そして、それを、一緒に共有したい、共感したいという仲間(共演者も、
観客も)がいて初めて、「演奏」になります。
進んだ世の中、昔の名演奏家をはじめ、今円熟期の演奏家から世界中で注目の若手演奏家まで、望めばいつでもCDやオンライン、配信サイト等で聴けます。
私もSpotifyを愛用しています。
ベルリンフィルにはデジタル配信しているサイトもあり、(https://www.digitalconcerthall.com/ja/home)ライブ中継なども楽しめます。
世界中の名演奏家が日本にやってきます。
なんのために、自分が演奏家としてやっていくのか?を、これから現場に出て行く学生さんたちにもっと考えてほしい、と思って、授業の中で折々話をしています。
そして、特に小さい子を指導する方々とも、「なんのために、音楽を学ぶのか」を
考えていきたいと思っています。
音大がゴールでないことは、どの先生方もわかっていると思います。目標設定をどこにすべきか。
音楽が「ただの音並べ」「手指の運動」にならず、お子さんから、専門に学ぶ大学生まで、もう一度立ち返り、一緒に模索していく1年になるといいなと思っています。
だいぶ前からご提案いただいていた、大人愛好家向けのためのアナリーゼ講座も
今年からシリーズで展開していきます。
自分でもびっくりするほど、短時間で定員が埋まってしまって、愛好家の皆様も
どうやって音楽にアクセスするのか、もっと近づくにはどうしたらよいか、知りたいのかな?と思っています。
またこちらでも、開催報告できたらと思っています。
ご興味のある方はご覧ください↓(ただいまキャンセル待ちです)
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音楽愛好家、アマチュア演奏家のための
オトナのアナリーゼ(全3回)
音楽がすき。楽器演奏がすき。でも、音程が悪い、指がまわらない、耳が聴こえない、、、そんなことは棚にあげて、楽譜から、音楽を読み取り、さらに深く音楽の世界に浸りましょう!出したい音が見つかれば、耳が開き、音程がきまり、指がまわる、かも?!?
アナリーゼ(楽曲分析)は、楽譜という地図から、宝物を見つける作業です。楽譜の世界をさまざまな角度から紐解くことで、あなたにしか気付かない、とっておきの宝をみつけられるかもしれません。
地図の歩き方のちょっとしたコツで、発見や感動が増え、演奏が、鑑賞がもっと楽しくなること間違いなしです。
楽語、リズム、メロディー、ハーモニー、様式や、時代など、多方向から、楽譜に書かれているヒミツにアクセスする方法を学びましょう。
1限目(1月22日) 楽譜の見方のコツ
2限目(2月19日) 作曲家の仕掛けを探してみよう
3限目(3月19日) 実際の演奏に生かしてみよう
例) ・最初に楽譜を見て、まずすべきことは?
・スコアってどうやってみたらいいの? ・音源の上手な活用方法。
・演奏で人へ伝える、人からキャッチする。
全火曜日 19:00~20:30 / 参加費:2,500円(お茶付き)
その他詳細はgakufunomukou☆gmail.com(☆を@にかえてください)まで
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