2019年2月7日木曜日

ピティナステップ

2月の一番頭の土日は、ここ何年も決まって「ピティナ ピアノ・ステップ」の室内楽の賛助として出演しております。
この会では、日曜の本番の前の合わせを前日に行い、そちらは、共演者へのアドバイスレッスンとなっています。限られた時間ですが、少しでもよい本番になるといいなと思い、私たちも必死です。
初めて、他の楽器と合わせる、、という人から、私たちも毎年お会いして成長が楽しみな、何回も共演している方々まで、今年も30名近くの皆さんと共演しました。

そもそも、ピアノと弦楽器は、同じ「弦」の器楽ではありますが、音の出し方が全く違います。呼吸や、それぞれの特性を生かした配置で作曲家が書いている音楽を汲み取って、音楽を共同で表現していくことは、1+1+1が3ではない、もしかしたら、100にもなるような可能性を含んでいます。

まず、ピアノは音を出してしまったら減衰していく、私たち弦楽器は音の増減が可能です。
しかも、弓が息のようにスピードを伴う場合が多く、表現が目でもとらえられやすいので初めて合わせる人もコツさえつかめば、弦楽器の動きや、音色を、ご自身の表現の新たなパレットに加えることが比較的簡単かもしれません。

よく、レッスンで、そこはオーケストラのように!弦楽器のように、、などと言われても、あまりわからず、なんとなく想像だけで、という場合もあるでしょう。実際一緒にやってみて初めて体感することもあるでしょう。

私もレクチャーなど時間があるときは、様々なボウイング(弓の動かし方)の方法をピアノ指導者の方や、一緒に演奏する方にお見せし、実際様々な方法で同じパッセージを演奏してみたりします。
室内楽の経験を通して、ご自身の音色が増えたり、今まであまり触れたことのない作曲家に触れるというのも、とても楽しいことです。何より、時間芸術の音楽の旅を一緒にしながら、作品を共有し、音を重ねる楽しさを、小さい頃から是非取り入れてほしいな、、そうしたらもっと楽器に関わる楽しみが増えるのにな、、と思います。

そして、いつも演奏と指導に全力で取り組める環境を作ってくださるステーションの先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。


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