毎年3月末にはどんな仕事の依頼が来ようとも「家族の時間」と決めて旅行をし、
休み期間に読みたい本を読む時間や、日頃できない友達との時間、コンサートを聴きに行く時間、自分のために練習する時間(小声)を極力作るようにしています。
もちろん、いくつかの演奏回や通常のレッスンは抱えておりますが、
そんな中でも、テスト期間が終わった音高生などは、テスト前とは違った
「ソルフェージュの時間」を過ごせるのが私にとってもとても楽しい時間です。
私は、幼少期、本当にたくさんの作曲家に触れてきたんだな、と大人になって
初めて気が付きました。
先生の方針だったのでしょうが、完璧に弾くことよりも、なるべくたくさんの
作品に「触れる」時間は私にとって、その後のかけがえのない財産となっています。
今音楽を学び、私のもとにソルフェージュに通っている子に聞くと、やはり忙しさのせいや、コンクールのため、楽曲を仕上げることに時間がかかり、案外経験していない作曲家が多いな、という印象があります。
この春休み期間に、私ももう一度、様々な作曲家に初めて触れた時の気持ちを思い出せないかな?と思い、自分が使っていたひらがなでいろいろ書き込みがある古い譜面を一新し、自分の練習や研究、レッスンでの初見に使ったりしております。
小さい時に、外国の、例えば「おおきなかぶ」などの絵本をみたり、「ハイジ」などのアニメをみて、どうやら日本とは雰囲気が違うな、と思ったりするように、西洋(しかも、東欧、北欧など、いろいろ、、)の作曲家の舞曲と盆踊りはなにか違うな、、というような「耳感覚」を持ってもらえたらいいな。と思います。
(ソルフェージュでは、アジア、中東やアフリカの曲を扱うこともあります)
大人の生徒さんなどとは(主にソルフェージュに来ていただいているのはピアノの先生ですが)、子供向けの作品など、レッスンでもお使いの楽曲をチェロとの二重奏版で演奏してみて、弦楽器ならではの着想をもって作品の理解を深めてまいります。
日頃のレッスンのヒントになれば嬉しいな、と思いますし、何より、先生方と演奏している私が毎回楽しく過ごさせていただいている時間です。
まずは指導者がその音楽に心酔し、その気持ちを子供たちに感染させるところから始まりますね!!

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